議会制民主主義 自由主義

なぜ、いま日本に議会制民主主義と自由主義があるのか? 戦後の平和憲法のおかげだと思う人たちが大半だと思うが、実は、明治天皇と昭和天皇のおかげなのである。

まず、明治維新は薩長の志士達により、明治天皇を担ぐことにより、幕府に勝った。明治天皇は英邁で薩長の独走を恐れたのである。広く、国民の声を聴いて政治を行うようにと五箇条の御誓文にある。これが国会を開くことにつながったのである。

大正時代、大正デモクラシーというほど、民主主義の気持ちが日本社会に広がった。自由な気持ちで国民が経済活動を行っていたが、資本主義は格差を生み出す。共産主義が予言するように資本主義では貧困が生まれるのだ。昭和の恐慌、東北の飢饉はすさまじく、娘を売る親が後を絶たない。優秀な青年ほど、共産主義に共鳴した時代であった。

実際、戦前は公家である近衛首相は隠れ共産主義者であり、東条英機など優秀な陸軍幹部は共産主義とは言わないまでも統制経済で国を救おうとした。

敗戦にもかかわず、なぜ、日本は共産化しなかったのか? 昭和天皇が自由主義者であったからだ。軍部は天皇を戴く、共産国家も夢見たようだ。これは幻想に終わったが、ソ連に身を売られていたら、いまの日本はない。昭和天皇のおかげである。

 

 

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