河豚計画 満州 ユダヤ人

戦前の外交戦略は、アングロサクソンに比べると、赤子のように見えますが、なかなかどうしていろいろやっています。

満州の河豚計画

英語でも Fugu Plan です。

満州はソ連の南下政策に対抗するために、関東軍により建国された。いかに無法地帯であれ、一応、数か国が権益を主張する国に建国すれば、国際的に反発する勢力は必ず出てくる。

支那大陸は中華民国として国民党がいたが、南京政府、共産ゲリラ、張作霖のような軍閥が割拠していたのである。漢民族は万里の長城より北は蛮族の地として、外国として扱っていた。南は台湾も同じ蛮族の地である。

治安を守る権力がなかったのである。日本軍が満州国を建国してから、治安もよくなり、漢民族が食と職を求めて、流入してきたのだ。

さて、日本軍が考えた河豚計画です。

満州は五族共和を謳っていますが、これは、満族、蒙古、漢族、朝鮮族、日本人の共存共栄を指します。これは大東亜共栄圏に通じるもので、いわゆるアジア主義です。白人植民地支配に対抗する文化経済圏を旗印にしたものです。

これに欧州で迫害されて、難民と化していたユダヤ人を加えるというものです。

2千年の流浪の民に永住の地を分け与えようとする主旨です。これは国際連盟でも主張した人種差別をなくしたいと言う崇高な日本政府の願いと、ユダヤ人の科学技術と金融資本を満州の建国に役立てたいという願いがあった。

満州が経済的に栄えれば、ソ連の共産主義の浸透を阻止できる。ユダヤ人に権益を分け与えればアメリカも満州を敵視することはないだろうという意図があった。

このように戦略的に高度なことも組み立てていたのだが、3国同盟で戦略性が稀薄となり、アメリカのユダヤ社会の賛同は得られなかった。

以上は70年以上前の歴史の話ですが、いまのイスラエルはいつまで存続できるだろうか? 再度、河豚計画が必要なのではないだろうか?

 

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