2014 年 5 月 のアーカイブ

三十六計 その13 打草驚蛇(だそうきょうだ)

2014 年 5 月 31 日 土曜日

草を打って蛇を驚かす。

言葉自体の原義は藪をつついて蛇を出す。いわゆる藪蛇(不注意で対抗措置を取られるという意味)である。三十六計では、これを転じてよく分からない場合には偵察を出して反応を探るという意味で用いられている。

斥候の役目である。

三十六計 その12 順手牽羊(じゅんしゅけんよう)

2014 年 5 月 30 日 金曜日

「手に順(したが)いて羊を牽(ひ)く」である。

羊の大群から羊を一匹盗んだ者が、堂々と羊を連れて行ったため誰も咎めなかったことに由来する。転じて、組織が大軍になるにつれて統制の隙が生まれることを突く作戦や、敵に悟られぬように細かく損害を与えてゆく作戦を指す。

例えば、敵の部隊が森林など急いで通過する際にあわせて伏兵を置き、音を立てさせぬようにして敵の隊列の最後尾から一人ずつ襲って敵の数を減らしていく戦法や、敵が市街地の掃討のために小隊に分かれたのに対して、これを待ち伏せてひとつの小隊ずつ敵の中枢に気づかれないよう殲滅してゆくような戦法もこれにあたる。

いわゆる、ゲリラ戦である。

ヴェトナム戦争やアフガン戦争ではこれで、米軍は苦しめられた。

三十六計 その11 李代桃僵(りだいとうきょう)

2014 年 5 月 29 日 木曜日

李(すもも)が桃の代わりに僵(たお)れる)

損害を受けざるを得ないときには、不要な部分を犠牲にして、全体の被害を少なく抑えつつ勝利するように図る戦術のこと。

鼎戦が有名である。3軍を上、中、下に分け、下を敵の上に、中を敵の下に、上を敵の中に当てれば、2勝1敗で勝てるという戦術。

 

三十六計 その10 笑裏蔵刀(しょうりぞうとう)

2014 年 5 月 28 日 水曜日

「笑裏(しょうり)に刀(かたな)を蔵(かく)す」である。

敵を攻撃する前段階として、まずは友好的に接近したり講和停戦して慢心させる作戦を指す。

「謙虚な言葉遣いでありながら軍備を増しているものは、進撃するつもりである。突然に講和を申し込んでくるものは、謀略である」と言う。

確かに世界平和、アジアの安定とかいいながら、毎年、軍事費が増えている国には注意しなければいけない。

三十六計 その9 隔岸観火(かくがんかんか)

2014 年 5 月 27 日 火曜日

岸を隔てて火を観る。敵の内部で離反が起きて序列が乱れていることが明らかとなったなら、退いて異変が起きるのを待て。

敵の秩序に乱れがあれば我は放置して敵の自滅自壊を待つ。こちらが攻めずに放置すれば、敵は団結する理由を失い、内紛の火種は大きな火事となる。

内部分裂していても、共通の敵が現れると団結する。それならば、敵が内部分裂していれば、あえて攻めなくても、ほっておけばよいのである。

第2次世界大戦で、日中戦争は無駄な戦いであった。シナは蒋介石、国民党と毛沢東、共産党で争っていたのである。なぜ、日本は国民党と争ったのか? 世界史の謎である。

三十六計 その8 暗渡陳倉(あんとちんそう)

2014 年 5 月 26 日 月曜日

示威行為、偽装を敵に示す。それに隠して我が攻撃の主力をおく。 偽装工作と奇襲をあわせる戦術を言う。

正面から主力が攻撃すると偽装しておいて、大きく、敵の側面に主力が迂回し、敵を奇襲攻撃する作戦である。

迂回する主力は隠密行動が要求される。少数精鋭がよいだろう。敵に察知されると逆に待ち伏せを食らうのである。

 

 

 

近代の覇権争い

2014 年 5 月 25 日 日曜日

近代に入り、英国が世界の覇権を握る。英国の外交政策は、いかに、欧州大陸に英国を脅かす強国が出現しないようにするかであった。欧州が一つになれば、英国が征服されてしまうのである。実際に、中世では数百年にわたって、征服されたことがある。英語の中にフランス語的な言葉があるのはその名残である。

ドイツが強くなりそうだと、ドイツを叩くのが英国の政策であった。

第2次世界大戦で、ドイツに妥協せず、アメリカ、ソ連を引き入れて、ドイツを叩いたのは英国の習性であった。その結果、アジアの利権を失ったのは、失策であったかもしれないが結果論であろう。

戦後は、米国が英国にかわって、世界の覇権を手にするが、元英国の植民地であり、同じアングロサクソン系であるから、同じ、外交戦略をとっている。欧州、アジアに覇権強国を認めないのである。第2次世界大戦で、欧州のドイツ、アジアの日本を叩いたのは、思想信条というより均衡外交の習性であったのである。

戦後は、ソ連と覇権争いをする。最終的には米国が勝った。

さて、今現在はどうだろう。世界は米国と中国の覇権争いである。

米国は衰退したと言っても、今後100年は覇権争いから退場することはないであろう。

三十六計 その7 無中生有(むちゅうしょうゆう)

2014 年 5 月 24 日 土曜日

「無中に有(ゆう)を生ず。」

まず敵を誑(たぶら)かす。その誑かしに気づかせる。 しかしその本質はまた(別の)誑かしである。 軽い偽装(少陰)の次に大きな偽装(太陰)を仕掛けて最後に総攻撃(太陽)を加える。

尖閣ですでに、この術が使われている。漁船が大量に押し寄せているのだ。

次に来るときは、船は漁船だが、中身は軍艦を改造したもので、漁民は民兵である可能性がある。

国際法 憲法9条 集団的自衛権

2014 年 5 月 23 日 金曜日

いま話題になっている集団的自衛権の行使は、憲法9条に違反するのではないかという議論がある。

自衛権は集団的であっても憲法9条に違反しない。

一般に思われていることが、実は、国際法上おかしいことがある。

現在の、国際法では、戦争は禁止されている。(ヴェトナム戦争、イラク戦争、アフガン戦争はなんだと言う疑問には後でお答えする。)

国際法は、その時代の大国が決めたルールである。19世紀は戦争は合法であった。宣戦布告し、民間人、捕虜を保護すれば、合法であったのだ。

第2次世界大戦後は、戦争は非合法化された。国連憲章である。ただし、自衛権は認めている。紛争は国連安保理が国連軍によって解決することになったのである。

以上はあくまでも建前である。時代の精神と言ってもよい。

この時代の精神が日本国憲法9条に具現化されているのである。

したがって、憲法9条は国連の精神に合致している。9条は国連が認めている自衛権(個人でも集団でも)に合致しているのである。

日本国は侵略のための軍隊は保持しないが、自衛のための武力は保持するのである。

 

 

三十六計 その6 声東撃西(せいとうげきせい)

2014 年 5 月 22 日 木曜日

「東に声して西を撃つ」 東で声を発してそちらにいると見せかけ、実際は西を撃つ戦術。陽動作戦の一種。敵に対しては弱小のように見せかけて誘い出し、堅強な兵で迎え撃つ。西に領土を広げようとするなら、まず東に進むのが良い。

いわゆるフェイントである。サッカーではよくやる手である。

守る側としては、全体をよく見て、統制がとれた防備をしなければいけない。

尖閣に惑わされて、国内の重要拠点を占拠されてはならない。水資源、基地周辺が狙われている。移住も気を付けなければいけない。反日教育をしてる民族は移住、帰化を認めてはいけない。軽犯罪でも強制送還である。